近隣の騒音を回避したい!RC鉄筋コンクリ造なら…安心じゃないデス

2020年3月7日

アパート、マンション、集合住宅は特に気になる「ご近所・近隣の騒音」。
RC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)なら安心、とはいかないんです。

私の経験談を踏まえ、近隣の騒音をなるべく回避する物件選びポイントをご紹介します。

引越し 見積もり

近隣の騒音を回避したい!RC鉄筋コンクリ造なら…安心じゃないデス

近隣の騒音を回避したい!静かなお部屋のイメージ

アパート、マンション、集合住宅は特に気になる「ご近所・近隣の騒音」。
住民間でトラブルになっても、ほぼ間違いなく解決できません。

ならば、そもそも騒音に悩まされない可能性が高いお部屋を探して引っ越したい。
よく言われているのが「木造よりもRC造(鉄筋コンクリート造)」を選ぶこと。

しかしこれは、一つの要素にすぎません。
RC造(鉄筋コンクリート造)やSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)なら安心、とはいかないんです。
経験談です。

RC鉄筋コンクリ造でも騒音があった古いアパート

コンクリ造でも騒音があった古いアパート。
築15年くらいのRC造(鉄筋コンクリート造)、間取り1kに住んだ時のお話です。

夜になると、若干の低音の響きと「ズー、ズー」という音が聞こえていました。
あれは、下の階か隣の部屋の「いびき」だと思います。
鉄筋コンクリート造なら、普通の声などの人間から出る音はさすがに遮断されると思い込んでいたので、驚きました。

さらに、建物構造はコンクリだが、隣との部屋と部屋を区切る壁はコンクリートではない、という物件が多くあるようです。

それに構造を気にしても、結局隣の住人はベランダで大声で電話するオジサンだったので、窓だけでは遮音効果は低く、なかなかにうるさいお部屋でした。
数か月ガマンしましたが、引っ越しました。

木造二階建ての一階でも大丈夫だった時は価格帯と幸運

奇跡のように、木造二階建ての一階でもまったく騒音が気にならず、大丈夫だったケースもあります。

その物件は、普通の1kより広めで、バストイレ別、システムキッチン、新築のお部屋でした。
周辺価格帯よりかなり高めのお家賃プラス、返ってこない礼金も二か月。

やはり価格帯を高めにすると、住民を含め環境が違うなあと感じました。
ただこれは幸運だった、そんな良いタイミングだったんだろうというのも思います。
音に関する価値観や、生活リズムはそれぞれですから、たまたま合う方が他のお部屋にもお住まいだったでしょう。

まあ一応それ以降は、引っ越しのたびに価格帯は平均よりも高めの物件を選ぶようにしてます。
安めの物件よりも、環境が良いのは間違いないです。

間取りと生活空間の配置が大事

これ最大に大事なのですが、間取りを気にするのが一番効果的です。

自分と他の部屋との、生活空間・眠る場所の配置。
これがなるべく近づかないような配置になっている、いわば変則的な間取りのお部屋は騒音回避性が高いです。

1kで規則的に部屋が並んでいる構造だと、お隣がどんな人かの運任せになります。

1kでも、隣との間にお互いのお風呂トイレが挟んであるパターン、これはまあまあ良いです。
ちなみにクロゼットは挟んでもダメです。これも経験済みですが、普通に話し声もテレビも大きいのは響いてきてました。

1DKくらいで、変則的に居室・キッチン・お風呂トイレ・寝室が配置されていたら、他のお部屋と寝室が接していない間取りも探せたりします。
一方で単身者が広めの間取りを探すときには、ファミリー物件に注意しましょう。単身物件と違う種類の生活音があります。

周辺地域の特色も大事

これは事前リサーチという感じですが、周辺地域の特色を気にするのも大事。
ひらたく言うと、騒がしい人が集まる場所が近くに少ないのが望ましいですね。

ショッピングモールや大通り、工場などが近くにあるなら、逆に生活音は聞こえないくらいの環境になるはずです。

当然そういった施設は避けるとして、私が一番気にするものは「駐車場」です。
駐車場をたまり場にしている謎集団がいたらダメ。
車・バイクの音がうるさくなるように改造しているものがあったらダメ。
駐車場を修理工場のごとく使っている謎人物がいたらダメ。
クラクションを習慣的に鳴らす人はダメ。

駐車場も普通に使っていれば、さほど騒音原因になることも無いのですが、上記のような利用住人がいるとダメですね。そしてこの類の人は絶対に改善できません(大きい音をカッコイイと勘違いしているので)。

騒音回避のための物件選びポイント まとめ

騒音回避のための、物件選びポイントをまとめます。

  • 鉄筋コンクリ造は良いが、あくまで一つの要素
  • お部屋の区切り壁の構造もわかれば、なお良い
  • 周辺価格帯よりも高い物件にすると、環境が良くなる
  • 周囲と離れた部屋がある間取りは良い
  • 単身者ならファミリー物件は注意
  • 周辺地域に騒々しい場所がないほうが良い
  • 目の前に駐車場があるなら、利用者の民度チェック

音に関する価値観や、生活リズムが合うのが一番ですが、いろいろポイントをチェック。
なるべく騒音を回避できる物件選び、頑張りましょう。

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