内見の時に共用部もチェックしましょう
引っ越し先を選ぶ時、内見の時に共用部もチェックしましょう。
他の部屋の住人はどんな人だろう
集合住宅に住んでいると、同じ建物の他の部屋の住人がどんな人かによって、住環境に影響が出ることがあります。
契約前の例えば内見の時に各部屋にあいさつするなんて出来てしまう、すごい社交性をお持ちの場合はそれがベストです。
しかし普通はそうはいきませんよね。
物件の下見は、入居するお部屋の中身以外にもチェックポイントがありますよ、というお話です。
お部屋の内側以外のトラブルってどんなの?
お部屋の内側以外のトラブルって、具体的にどんな事があるでしょうか。
つらい所で言うと、睡眠を邪魔するほどの騒音や、軽い所だと、例のあの虫の発生など。
これは賃貸物件を選ぶ段階で予測するしかない、仲介業者の出す物件情報には書かれない(書きようの無い)点です。
住んでみないとわからない、のが現実ですが、リスクを少しでも減らしたいなら各ポイントを見て考えに入れておきましょう。
共用部の使われ方にヒントあり
それぞれお部屋を見るわけにはいきません。
契約前の下見で各部屋にあいさつにってのも相当本気出さないとですね。(大事かも知れませんが)
なので、共用部の使われ方をチェックしましょう。
ここからヒントを得ます。
共用部は主に、自転車置き場や専用があるなら駐車場、建物内の廊下や各部屋の玄関の外。
自転車置き場がぐちゃぐちゃ、あっち向いたりこっちに倒れてたり、一台が塞いで入れなかったり。
廊下や玄関前に自由に私物を置いていたり、大量の植木鉢があったり。
ビニール傘を廊下に吊るしてる人、安めのアパートにけっこういるんですよ。
汚く入り組んだなかにあの虫は住んでいて、きっとウチにも来ちゃいますよぉ。
建物の入り口に、夜中の騒音で苦情が来ていますの貼り紙があったり、郵便受けがパンパンになってるのを放置されていたり。
お部屋ごとその人ごとのナニコレ?
一度だけですが、既にお住まいのお部屋の窓からサッカー応援のノボリ?みたいなモノが飛び出していたことがありました。
サッカーの応援って熱烈ですから、で海外の試合とか夜中にテレビ放送するでしょ。
夜中にヨッシャー!ドンドン!オーオーオーオー!という最悪の事態を想像しまして、その物件はスルーしました。
もちろんそういう方ばかりじゃないとは思うんですが、今の住まいも、向かいのマンションからサッカーの国際試合が放送されていると、夜中でも叫び声が聞こえますので。
あとは、集合住宅で決まりとして灯油の使用がダメな場合があるのですが、それでも灯油缶が置いてあったり。
ヘタしたら火事起こすの?とか考えすぎなんですけど、悩んだときの指標にはなりますよね。
そもそもルールを無視する人が灯油の扱い方は大丈夫なの?なんて。
ペット不可の物件にペットを飼っているとかなら不動産管理会社に相談できるけど、灯油持ってってましたよなんて言いつけるのはなかなかビミョーだし。
ルールを守れない人のトラブルは解決不可能
ルールを守れない人は独自の世界で生きています。
トラブルとなって表面化したときにも、ルールやモラルなどが基準になる話が通じないために、事態を解決に持っていくのはまず不可能です。
いちばん重要なのはこの事実なんです。
しかも何故か、複数回の苦情を出すハメになると、こちらがクレーマーの扱いを受けることがあります。
注意を受けると、収束するどころかエスカレートするケースもありますので恐ろしい。
あなたは巻き込まれた場合どうするでしょうか。
もういいや、私が引っ越そうってなる方も多いと思います。
そんな理由で引っ越すのも大変むなしい事なので、どこに住んでも何も気にならないタイプの方以外は、内見の時に共用部のチェックもお勧めいたします。